乳児遺棄について思うところ

雑記

港区の公園で遺棄された乳児の遺体が発見されたそうです。

港区の公園に乳児遺体 遺棄容疑で捜査―警視庁:時事ドットコム
8日午前10時45分ごろ、東京都港区東新橋の区立イタリア公園で、「乳児の遺体のようなものが埋まっている」と110番があった。駆け付けた警視庁愛宕署員が、土の中に埋まった生後間もないとみられる乳児の遺体を発見。同署は死体遺棄事件として調べている。

先週もふじみ野市のドラッグストアのトイレで遺体が発見されています。

乳児の遺体を自宅に遺棄した疑い 19歳少女を逮捕:朝日新聞デジタル
 自宅に生後間もない男児の遺体を遺棄したとして、警視庁は14日、東京都東村山市の無職少女(19)を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。少女は容疑を認め、「9月下旬ごろに自宅で産んだが、泣き声がなかった」…

目を覆いたくなるようなニュースですが、なかなか無くならないものです。(相対的に件数自体は多くないので、視聴者のストレスを上げて購買意欲を高めるためにわざとメディアが長時間ニュースで流しているという面もある)
時には自宅であったり、コインロッカーであったり、小さな命がその短い生涯を終えています。

この類のニュースを見て、「可愛そうな子供」と「酷い母親」という様にに捉える人もいるかもしれませんが、必ずしもそう簡単なものではありません。
例えば強姦による望まない妊娠であったり、母親がまだ10代であるとか経済的に厳しい状況であったりと事情は複雑であり、孤独に追い込まれた母親の姿がそこにはあります。

これに対し、日本では2007年に熊本市にこうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)が作られています。
日本ではまだ歴史が古いですが、ドイツでは100箇所、パキスタンでは300箇所あるそうです。
神戸市に2例目が作られる予定だったそうですが、医師の常駐に市が難色を示し、話が流れています。

「赤ちゃんポスト10年」(4)先進ドイツ 匿名を懸念 : 深読み
2000年に赤ちゃんポストが開設されたドイツでは、出自を知る子どもの権利が保障されないことが問題視され、赤ちゃんポストに代わる制度が創設された。国内では、こうのとりのゆりかごが10年を過ぎても、第2の赤ちゃんポストは誕

赤ちゃんポストについては、乳児遺棄を減らすために必要だとする声がある一方で、既に養子縁組支援団体があることや、年間での件数が多くはないことが反対意見として上がっています
厚労省、法務省、政府としても非常に慎重な姿勢をとっていますが、議論としても余り前に進んでいないように感じます。
そこには「誰にも知られずに出産したい母親」と「子どもの出自を知る権利」であったり、出生後の戸籍の問題などもはらんでいるのです。

日本から「乳児遺棄」事件が絶対なくならない根深い事情 (井戸 まさえ) @gendai_biz
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また、子育てにおける母親の孤独も社会問題化しています。
祖父母や親戚、地域の手助けというものが核家族化などにより無くなりつつあります。

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

一方で、我が子をエアガンで打つという事件が起こっています。
子供への虐待や、育児放棄(ネグレクト)といった問題もあります。

1歳の三男にライフル型エアガン数十発“撃った”両親(24)を逮捕…三男はその後肺炎で死亡
笑顔で写真に写る常慶雅則容疑者(24)と妻の常慶 藍容疑者(24)。同い年の夫婦は、11月6日に傷害の疑いで逮捕された。事件の被害者は実の我が子だった。事件は、福岡県田川市にある県営団地の一室で起きた。警察の調べによると、2018年11月下旬、夫婦2人は当時1歳だった三男の唯雅ちゃんに向け、エアガンを数十発発射。全治3...

日本は「子育てがしにくい国」と言われているそうですが、法整備も官民での支援もまだまだ足りていないように、子育てと縁遠い私ですら感じます。

なぜ?海外ママが「日本の子育ては海外より10倍辛い」と語る理由
iRONNA編集部 「日本に比べると海外での子育ては楽だ」海外で子育てする母親はそう口を揃える。日本と海外の子育て環境を比較した場合、大きな違いは子連れや妊婦に対する「温かいまなざし」の有無であるようだ。

もっと子育て世代や生まれてきた子どもが過ごしやすい社会に変えていかないといけないと思います。

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