Ghosn is gone.

雑記

日産自動車の元会長、カルロス・ゴーンさんの話題が世間を賑わせています。

メディアでは「国外逃亡」という文字が踊り、悪いことをして荒稼ぎして海外に逃げおおせたみたいな報道がなされているように感じます。
実際のところ彼が良いのか悪いのかというのは私には判断が付きませんが、ゴーンさんの担当弁護士が書いたブログでは、日本の司法制度にも問題があると書かれていました。

刑事裁判を考える:高野隆@ブログ:彼が見たもの

(前略)大晦日の朝、私はニュースで彼がレバノンに向けて密出国したことを知った。まず激しい怒りの感情がこみ上げた。裏切られたという思いである。しかし、彼がこの国の司法によって扱われてきたことを思い返すと、怒りの感情は別の方向へ向かった。実際のところ、私の中ではまだ何一つ整理できていない。が、一つだけ言えるのは、彼がこの1年あまりの間に見てきた日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると、この密出国を「暴挙」「裏切り」「犯罪」と言って全否定することはできないということである。(後略)

ゴーンさんの様な人を弁護するわけで、この高野弁護士が非常に優秀な弁護士であることは言うまでもありません。
その人をもっても、日本の法律は問題があると言っているのです。

私も20代後半に差し掛かり、少しずつ社会というものを知ることになってきました。
その中で、日本という国には旧態依然で凝り固まっているものが多くあるということを感じています。
語弊が無いように言うと、古いモノが悪いということではなく、良くない状態のものがそのまま放置されてしまっているということです。
例えば今回挙げた法律、司法制度、それ以外にも教育、メディア、政治、ビジネス、、

しかしこれらを変えて世の中をもっと良くしようと考えたとき、私にはもっと影響力もお金も知名度も必要になります。
そのためにはIT業界の中だけでも影響力や知名度をまずは獲得し、少しずつ努力をしていく必要があります。

まずはその一歩を踏み出そうと思います。

余談ですが、このハリソン・フォード主演の逃亡者めっちゃ面白い。笑

コメント

タイトルとURLをコピーしました