ビジネスをデザイン思考で

ビジネス

例えばですが、氷の結晶が綺麗な放射状になるのは放熱と関係性があり、自然と規則正しい形になるそうです。
それ以外にも、木が枝分かれしたり、血管が毛細血管に別れたり、どれもこれも綺麗なデザインになっています。
自然界では、例え人類が理屈を解明を出来ておらずとも、一番生産性高いデザインに落ち着くのです。

自然から取り入れた綺麗なデザインは、色々な部分で使われています。
大きな建造物を作る時、風で倒れない様にしなければいけません。
そんな時に、敢えて螺旋形にすることで、気流からビルを守ることが出来たりします。
世界一高いブルジュ・ハリファは、ぱっと見で螺旋形という気が全くしませんが、よくよく見ると螺旋形になっているのです。
ちなみに太陽系も地球も音も光も精子も、全て螺旋形にぐるぐる回りながら前に進んでいます。

デザインについて少し学ぶと、黄金比なるものが出てきます。
1:1.618、約5:8の比率が、人間が一番綺麗に感じるというものです。
オウムガイの殻、ひまわりの種、台風など、自然界もその比率になっているとのことです。
そしてパルテノン神殿、名刺、アップルのロゴなど、意図してかは分かりませんが、その比率を使って綺麗なデザインを作成したきたのです。

ビジネスで組織を作る時、ある程度の規模になったら、ピラミッド型になるでしょう。
社長がいて、その下に役員が居て、部長がいて、課長がいて、という感じで、上から下に樹状組織が作られます。
それが一番綺麗なデザインだから、そうなることが多いのでしょう。

仕事をしていると、デザインやら自然のことと眼の前のことを紐づけて考えることはあまりありません。
しかし、結局のところ、私達も自然の一部ということを忘れてはいけません。
綺麗なデザインにしないと、そのビジネスは混沌となり、腐ってしまうでしょう。
ふと立ち止まって、デザインし直してみましょう。

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