自分のために生きる。

人生観

相矛盾する考え方ですが、何処まで行っても結局は自分のために生きているんだなと感じます。

日常の中で、誰かのためと思って何か行ったほうがエネルギーが出るでしょう。
誰かのためを思って生きている方が、自分のメンタル的にも良いでしょう。
ただ、誰かのためを思ってやったことで、必ずしも喜ばれないことは有り得ます。
そんな時に、折角〇〇してあげたのにと思うのは、結局感謝されたいとか、喜んで欲しいというエゴがあるからです。
そして、それもまた受け止め、結局自分のためなんだなと思っています。

そもそも自己と他者というのは、全く別の存在では無いのかもしれません。
私達は身体という物体を持ち、自分と他人の違いを理解出来ます。
しかし例えばですが、事故で脳を損傷した人で、自己と他者の違いを認知できなくなったという例があります。
その人の場合、手をテーブルに置いても、コップを持っても、その手と物体の境界線が認知出来なくなったんだそうです。
つまり、私達の脳ミソが勝手に自己とか他者という分類をしているだけで、実際にはそんな別れ方はしておらず、全て繋がっているのかもしれません。

そう考えると、自分とその一帯をどう喜ばせるかという考え方になるでしょう。
他人から何かを奪って自分だけ幸せになろうと思っても、トータルで私たちは、幸せにはなっていないのです。
だからこそ、自分を全力で幸せにし、その上で周りも幸せになるように、働きかける。
共同体としての意識を持ちながら、全力で自分のために生きる。
それこそが、唯一の答えなんではないかと、勝手に思っています。

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