全ては情報の集まりである

ビジネス

情報と言うと、ニュースとか本とか、データベースに入っている値とかをイメージするでしょう。
私がここで言いたい情報とは、もっと広義の情報です。
例えば人間は、遺伝子という情報によって作られた情報の集まりです。
そう捉えると、自然に存在する動物も植物も鉱石も、人工的に作られたスマホも、映画も、お金も、全て情報の集積物と言えるかもしれません。

以前の人間は、情報密度が濃いものを作れませんでした。
土器とか、本とか、木造の家とか、そこに含まれる情報は多くありませんでした。
一方で現代では、より複雑で情報量の多いものを作れる様になりました。
どんな重い処理でも演算出来るPC、半分死にかけた人も生き返らす最先端医療、人類よりも先をいくAI、バカでかい超高層ビル。

情報量が多いものは、結果として希少価値も高まり、金額も高くなっていくのです。
そして今まで価値があった知識や人脈といった情報は、相対的にどんどん価値を失っています。

これからは、今まで以上に色んな情報を組み合わせて、希少価値が高いものを作ることに意味があります。
世の中にあるもの、そして自分が妄想したものは、全て情報です。
運がよいことに、3Dプリンタの様に、妄想の情報を物体にすることも容易になってきました。

全ては情報と捉えると、シンプルで分かりやすくなるでしょう。
果たして、どう組み合わせて面白いものを作れるか。

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