自分の弱みと向き合う

人生観

誰しも弱み(コンプレックス)があると思います。
容姿、身長、体付き、収入、出身、身分、勉強の出来、運動能力、家庭環境、健康などなど。
そしてそれを曝け出すことは、非常に難しいことです。
しかし一人で自分と向かい合っていると、結局はそこに行き着くのです。

リービッヒの最小律という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
栄養素と身体の関係を家庭科の授業で習う時に、桶の絵を見た覚えがあると思います。

一番少ない要素によって、全体の健康も阻害されてしまうというものです。

これは、人生においても似たことが起こります。
生きていく上で色んな要素があると思いますが、何かしら弱点があると、本来満たされるべき人生の豊かさが溢れていってしまうのです。
そのため、最低限は弱点を克服する努力をしないといけません。

しかし人生における桶が栄養素と違う点は、上手く弱点を使えば、そこが強みになるということです。
今までの工業化社会では、社会の歯車になる出っ張っても引っ込んでもない人に価値がありました。
ところが、これからは何かしらの取っ掛かりがある人の方が、大きな強みになってきたのです。

勿論目の前の弱みと向き合う時間は大事です。
しかし、それを補う強みが会ったり、弱みを強みに出来る逆転力があれば、桶は水で満たされるのだろうと思います。

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