【誕生日】28歳になりました【めでたい】

人生観

日本人男性の平均寿命が81.25歳だそうで、私の人生は3分の1が終了しました。
この人生を3つに分けるという考え方はかなり大事で、古今東西の物語は、始まり、中盤、終わりの3幕構成になっています。
そして私たちヒトは、物語なしでは生きられません。
国、お金、宗教、主義、会社、科学、娯楽、スポーツなど、全て根底には物語が存在しているのです。
そして、一番面白い物語が、ヒトの人生そのものです。

私の物語の始まりにおいても、また山あり谷ありでした。
小さい頃は身体が弱く直ぐに体調を崩しており、日々頑張って沢山勉強して周囲の信頼を少しずつ築いていきました。
思春期になると親との人間関係に悩み、全く想像も着かない将来に何も希望を抱けない時期がありました。
希望を持った瞬間に今度は借金にまみれ、泥に塗れて必死でお金を稼ぎ、手術も乗り越えて、小さくではあっても開業するところまで漕ぎ着けました。

そして人生はとうとう物語の中盤に差し掛かりました。
自分の人生は、自分で描けます。
良くも悪くも、そう思ったらそうなります。
面白い人生にしたいなら、上手くいっていない時期があった方が、物語にスパイスがあって面白いでしょう。
そう思えば、中々上手くいかない時期があっても、上手に乗り越えることが出来るはずです。

ただし、今まで話してきたことと矛盾するようですが、人生には今しかありません。
始まり、中盤、終わりというと、過去、現在、未来が存在する様に見えますが、実際的には現在の点しかないのです。
しかし、過去と未来が存在すると仮定して、物語を通して解釈することで、世の中を分かりやすく解釈、理解することが可能になります。

例えばですが、過去や未来が存在すると仮定すれば、周囲と協力することが容易になります。
未来の日程を決めれば、計画性をもって複数人で仕事を進めることが出来ます。。
過去を思い出せば、反省を活かして未来の失敗を減らすことも出来ます。

しかし良いことだけではありません。
過去のトラウマで病気になったり、未来を投げ捨ててしまう人もいます。
また将来への不安で今日の一歩を踏み出せない人もいます。
そんなときは過去も未来も、人間が身に付けたツールだと思えば気が楽になります。
あくまでも自分の頭の中に存在するものでしかないと。

そう考えれば、結局のところ全ては自分自身の解釈次第なんじゃないかなと思うようになったのです。
つまり世界を覗くメガネを教育によって変えれば、違う世界が見えるようになるということです。

中々自分自身というものが良く分からないで生きて来たのですが、少しずつ自分が何に惹かれるかということが分かってきました。
穏やかそうに見えて我が強く、自分を押し通そうとします。
また、全体が前に進むことに喜びを感じます。
生き物として子孫を残すためには古いものより新しいものを良しとするのは自然かも知れませんが、人よりも強い様です。

ざっくりと所感を書きましたが、今後40、50となっていく中で、どんな心境の変化があるのかが楽しみです。
それでは良いお年を〜

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