【生きるのが辛いあなたに】物質世界から精神世界に【自然主義】

人生観

明治時代、渋沢栄一によって資本主義が日本にもたらされました。
そして殖産興業を旗印に、産めよ励めよで日本人の暮らしは西欧化してきました。
第二次世界大戦によって一時的に貧しくなったものの、高度経済成長によって世界トップクラスの豊かな国に変貌しました。
そのため私たち平成生まれ世代は物心が付いた頃から一億総中流社会で、食べ物がない、お金がないということは余り経験せずに生きてきました。
そうなると多少は親世代のガンガン稼いで幸せになろうという影響は受けているものの、どちらかというと精神的な充足を求めるようになりました。
「何のために私は生きているのだろうか」という課題を解決するために、バックパッカーで自分探しの旅をする人が多いのもこのためです。

また社会的にも状況が変化してきています。
ソ連の崩壊により社会主義、共産主義が失敗であったことが広まり、それまでの赤チームも一党独裁の資本主義という形に国を変えて行きました。
マルクスの『資本論』にはあくまでも理想しか書いてなく、方法論は存在しなかったのです。
一方で資本主義、民主主義が正解とも言えない状況になってきました。
ほんの一握りに人が富を牛耳り、
資本収入 > 労働収入
のために貧富の差は益々広がりました。
アダム・スミスは神の見えざる手で有名な『国富論』で、ジャンジャン稼げば皆どんどん幸せになるでしょ!と言いましたが、それも違うと徐々に多くの人が気付きだしたのです。

3月からマーケターの神田昌典さんのところに常駐してマーケテイングの仕事をしているのですが、過去のテープを私自身も聞いています。
その中に神田さんと船井総合研究所の船井 幸雄さんの対談がありました。
2002年の対談です。
船井総研といえば非常に有名なコンサルティング企業ですが、そこの創業者が今から20年も前に2020年には資本主義は限界を迎えると話していました。
思っていたよりもスピリチュアル寄りな人で意外ではあったのですが、資本主義が自然世界の中において不自然ということはしっくり来ました。
例えば資本主義は成熟すればするほど複雑、秘密主義、無駄を作らないといけない、不調和である。
一方で自然はどこまで行ってもシンプルであり、開放的であり、無駄がなく、調和が取れているなどなど。

こういった精神世界との対話は、特に日本国内においてはオウム真理教によって一気にストップしました。
怪しい、危険、よく分からない。
日本人は今まで宗教を通じて精神世界の学習を進めていましたが、やはり目に見えないものは本能的に怖いと思ったのでしょう。
ところがここ最近、また時代の潮目が変わって来ています。
YouTube講演家の鴨頭さんは倫理法人会の人ですが、精神世界のことをとても多くの人に発信しています。
そして鴨頭さんはホリエモン、中田さん、立花さんといった、ビジネス世界と関わる様になっています。
今まであまり表沙汰にされてこなかった精神世界が、徐々に世界の潮流になろうとしているのです。

数字やエビデンス、ロジックが好きで、物質世界に拘るエンジニアは、スティーブ・ジョブズという人を知っているでしょうか。
いまあなたが使っているiPhoneやMacBookの生みの親です。
彼は天才的なビジネスマンでしたが、元々はヒッピーの様な生活をしていました。
裸足で大学のキャンパスをうろつき、仏教発祥の地であるインドにも行きました。
日本ではあまり知られていませんが、彼の人生の中での大きな体験の中に、LSDの使用を挙げていることは有名です。
そんなジョブズの影響を受け、シリコンバレーの起業家の中では瞑想、マインドフルネスが人気になっています。
サピエンス全史が世界的に売れたユヴァル・ノア・ハラリさんも、21Lessonsの中で、瞑想の大切さを長々と書いています。
日本でもDaiGo教徒民が瞑想をしていることは有名です。

この流れはおそらく止まらないでしょう。
コロナの影響で、何のために仕事をしているのか、何のために生きているのか振り返る機会を得た人は多くいると思います。
また、リモートワークのおかげで働かなくても済む人が沢山出ていることが可視化されました。
おそらくエンジニアが儲かっているのもそんなに長くは続かないと思います。
世界的にはまだまだ経済状況が芳しくない国が多いようなイメージを持つ人も多いと思いますが、実際には本当に貧困を抱えている国は世界の9%くらいにまで減っています。
人口が増えすぎると食糧が無くなり、貧困になると思うかもしれませんが、世界の人口増加ももう暫くすれば止まります。
そうした際に、ガンガン伸びていた世界の経済成長は止まります。
そんな時に、経済成長なしに、豊かで幸せな人生を生きていく必要に世界が直面するのです。

日本は本当に先進国です。
そのため、世界が直面していない問題にどんどんぶち当たります。
それが精神世界だったということです。
幸い、まだ人類は、私自身について余り知りません。
もっと科学や数学が発展すれば、脳波を計測したり、AIを使って、意識などについて研究を深めることが出来るかもしれません。
チップを体内に埋め込んで、何か解析出来るかもしれません。
まだまだ出来ることだらけです。

人類は月にも海底にも行けましたが、自分自身のことはまだまだ分かっていないのです。
ジョハリの窓なんてものがありますが、岡目八目なもので、自分自身のことを知るのは難しいのです。

折角家に引きこもっているのであれば、たまには己と向き合ってみるのは如何でしょうか。

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