雪舞うセンター試験

幸福度

今日はセンター試験の日だったそうです。
私が受験したのは、もう随分昔のことの様な気がします。
学生時代、私はとにかく学校の勉強を頑張っていました。
小学生の頃から塾に通い、親の期待を受けて高校は進学校に進みました。

確かに勉強が出来ていると友人や先生からの評価も良くなり、中学生頃までは良い思いをすることが多かったと思います。
しかし高校に進み、ある程度同じくらいの学力の人が揃う環境になってくると、勉強が出来るという物差しは余り意味を為さなくなりました。
確かにその中でもトップを目指して沢山勉強を続けたのですが、あまりにもその勉強に掛ける労力の割に、享受するメリットが少ないんじゃないかということに気付き始めたのです。
つまるところ、
「将来これ本当に役に立つの?」
っていうやつです。

そのため今思えば高校受験ほど大学受験に対しては打ち込めていなかったのかもしれません。
確かに勉強をすることは大切で、良い思いをしたければ常に学び続ける必要があります。
しかし、ただ漠然と周りに併せて大学受験に望んでも、得られる費用対効果はそこまで高く無いのかしれません。
特に私達の親の世代と比較すれば、良い大学を出ていることに対するメリットは少なくなってきています。

私は10代後半から20代前半辺りまで、人生の目的みたいなものについて非常に悩んでいました。
別に今も悩みが無くなった訳ではありませんが、以前よりは霞や靄が薄らいできている感じがあります。
色々な社会経験を積む中で、手探りながらも自分の方向性が見えて来たからです。

とにかく仮決めでも良いのでゴールを設定しておくと、余計なことで悩まなくて済むので良いなと感じています。

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