ちょっとずらしてみること

雑記

例えば仕事をしいていて「全然評価されない」と感じることがあるかもしれません。
「もっと報酬をもらっても良いはずなのに」と思っているかもしれません。
しかし今の環境での評価がその報酬な訳です。
もっと言えば、あなたがそこで提供している価値 = あなたが手にしている報酬 なわけです。

とはいえ同じことをするにしても伝え方、提供する場所、相手、時間など、ちょっとずらしてみると、その提供している価値は大きく変わります。

例えば一昨日は祖父母の家で大掃除の手伝いをしました。
蛍光灯や高いところの拭き掃除、障子の張替えなどをしました。

正直やっている内容は大して難しいことではないですし、若い人なら誰でも出来ます。
しかし80、90歳になると、中々そうはいきません。
近所の人に頼む訳にもいきませんし、そもそも近所に若者はいません。(同じ区画の中は大体50代以上で、若者は皆都内とかに出ているそう。)
若い20代の男は非常に貴重なんです。
そうなると当然感謝されますし、お駄賃も弾みます。笑
そして何より世界に一人しかいない孫はそもそも希少価値が高いのです。
替えが効かない唯一無二の存在な訳です。

何が言いたいかと言えば、自分や自分が提供するサービスの希少価値が高い場所にずらしてみると、相手に提供する価値は上がり報酬もあがるのです。
逆に言えば希少価値を上げないことには、どれだけ泥水をガブ飲みするような努力をしても骨折り損だということです。

そしてこの話をすると、スキルや経験を伸ばして頑張ろうとするかもしれません。
勿論スキルはあるに越したことはありませんが、必ずしも正解ではありません。

この話で良く出てくるのは秋刀魚の話です。
サンマは味が良いと値段が安いです。
サンマは味が悪いと値段が高いです。
矛盾している様な気がします。しかし、間違ってはいません。
エサになるプランクトンが多い年はサンマは肥え太り脂が乗り、大量に収穫され、市場に沢山出て、値段が易くなります。
エサになるプランクトンが少ない年はサンマは痩せ細りパサつき、収穫量は減り、流通量も減り、値段が高くなります。

あなたがもし現状に不満を感じているのであれば、ちょっと何かを変えてみる必要があるかもしれません。
何故ならあなたには価値があるのに、提供する場所を間違えているだけかもしれないからです。

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