薬物依存について

雑記

大河ドラマに出演予定だった沢尻エリカさんや、ミニにタコで有名な田代まさしさんがまた捕まったりと、定期的に薬物所持で捕まる人がいます。

沢尻エリカ容疑者の勾留延長決定 12月6日まで - 事件・事故 - 芸能 : 日刊スポーツ
東京地裁は26日、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕、送検された女優沢尻エリカ容疑者(33)の勾留期限を、12月6日まで10日間延長する… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

メディアは挙って取り上げ、まるで極悪人の様な報道の仕方をしていたり、暇な一般人もやたらと叩いていたりします。
個人的な意見としては、誰しも依存性になり得る可能性があり、薬物依存から抜け出せないのは犯罪ではなく病気だ、ということを強く言いたいです。

例えばですが、アルコールやタバコも薬物ですが、日本の法律では捕まりません。
それは、依存性や有害性(致死性)が低いからではありません。
下の図を見ると、大麻やLSD、MDMAより危険性が高い(図の右上に近い)ことが分かります。
つまり自分の意志をコントロールして酒や煙草を辞められない人は、薬物依存でしかないのです。
しかし日本では既に産業として成り立っているために、排除されたり逮捕されることはありません。

またそれ以外にも、依存症になり得るものは世の中に溢れています。
砂糖(お菓子)、スマホ(SNS)、親、買い物、パチスロ、テレビ、セックス、仕事など、それが無いと生きていけないほど執着したり依存してしまっている人は一定数います。
例えば仕事依存(仕事中毒、ワーカホリック)は社会への悪影響が少ないだけに悪いものとして扱われづらいですが、正常とは言えません。
精製糖が多量に使用されたお菓子や清涼飲料水(栄養ドリンクなど)を日常的に摂取している人は、結構いるんじゃないでしょうか。

依存症になってしまった場合は、本人ではどうしようもないので病院や周りの助けを借りる必要がありますが(依存症になる人は周りも不健全な人がいる場合が多く、まずは病院が大事だと思う)、そうなる前の予防策は誰でも出来ます。
それは色んな物事に少しずつ依存することだと言えるでしょう。
食事、睡眠、運動、仕事(お金)、恋愛(家庭)、勉強、趣味などを其々にバランスよく取り組み、何かが欠けても代替品で補えるようにゆとりを持って生きることが大切なのではないかと思うのです。

芸能人の薬物事件を見て、馬鹿にしたり非難したり面白がったりする人がいますが、そんなあなたは本当に健全と言えますか、と問いかけたい。

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