男性脳と女性脳

雑記

性別に関する話題は特にタブーとされている部分があります。
しかし実際に性差というものは存在し、目を逸らすことは逆に問題を大きくしているようにも思えます。
それぞれのメリット、デメリットを考慮し、それぞれの長所を活かせるようにすれば、弱点を補完をし合う関係であるのは言うまでもありません。
また男性は女性の、女性が男性の考え方・やり方を取り入れることで、ベストな選択ができるかもしれません。

以前FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強をしていた頃、男女の貯金額について話を聞く機会がかなりありました。
そして驚いたのは、世間で言われている以上に男性は全く貯金が無く、女性は貯金があるということでした。
一般的に男性の方が収入が多い場合が多いですが、また稼げば良いやと思っているのか、長期的な視野で貯金をしている人はかなり少なめでした。
一方で20代の女性であっても数百万円の貯金をしている人は結構多く、そんな人でさえも将来への不安を気にしている人が多くいました。

それに合わせて営業マンはガラッと営業トークを変える必要があります。
売れている営業マンに何度も営業同行させてもらって話しぶりを聞いてきましたが、売れている人は男女によって話の入り口を必ず変えています。
つまり同じ金融商品を扱うにしても、男性なら「お金を殖やしましょう」が入り口に、女性なら「お金を守りましょう」が入り口になるのです。

そして客側として大事なことは、ハイリターンな投資商品だけで保有しても危険ですし、リスクヘッジのための保険だけ加入しても、一向に資産は増えないということです。
専門用語でポートフォリオと言いますが、よっぽど頭が良い人でなければ、ある程度のバランス感覚で資産設計をすることが大事なのです。

次にダイエットについてです。
日本語で言われるダイエットという言葉は、体重を減らす、痩せるといった意味合いで使用されています。
しかしdietはもともと食事、食生活、食事療法といった意味合いの言葉です。
私は最近どうやったらプログラミング学習の生産性を上げたり、人生の幸福度を向上できるかということを考えています。
その結果、パレオダイエットを取り入れ、社会人で一番太っていた頃と比較して10kgくらい痩せました。
痩せたいなんて全く頭に無かったのに、健康や作業の生産性向上などを目指した結果、気が付いたら痩せていたのです。

一般的に男性が身体作りを考えると、筋トレに向かいます。
スポーツジムでもプロテイン片手にマシンやフリーウェイト(無酸素運動系)でガシガシやっているのは大体男性です。
ボディビルダーやフィジーカーの様に、大きくキレた身体を目指している人もいるかもしれません。
しかし過度な増減量、塩抜きや水抜きなど極度な追い込み、肌つやをよく見せる日焼けは決して健康的であるとは言えません。
また、女性にモテるために筋トレをする人は多くいますが、あまりにもデカい身体だと一般的なマッチョと比較して相対的にモテ度は下がります。

一方で女性の身体作りは、痩せることに向かいます。
スポーツジムで女性がいるのはランニングマシンやスタジオなどの有酸素運動系でしょう。
ほっそりとしたインスタグラマーなどを目指しているのかもしれません。
しかし過度な糖質制限や極端な食事制限は健康的であるとは言えません。
また、女性は男性ほど異性にモテるために痩せるという人は多くはないかもしれませんが、鶏ガラのようなガリガリな女性は健全な男性からはモテません。

モテる≒健康≒生産性が高いということを前提に、男性はひたすら鶏胸肉だけ食べ続けるみたいな所業は辞めて、ある程度バランスの良い食事を摂り、その中で高タンパク低糖質を目指すべきです。
また女性はやたらと有酸素運動が好きな人が多いですが、ある程度の強度な負荷を掛けたトレーニングも取り入れた方が良いでしょう。

あくまでも分かりやすく男性と女性という形で分けて書きましたが、相対的にそういう人が多いんじゃないかという主観も入っています。
また、世界に目を向ければ肉体的な性別だけではない、社会的な性別(ジェンダー)も多数存在します。(フェイスブックの性別欄は58種類あるそうです!)
自分の考え方が絶対に正しいと思わず、色んな考え方の良い部分をつまみ食いするくらいがちょうど良いのではないでしょうか。

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