IT用語は何故分かりづらいのか

IT関連

IT用語が分かりづらい原因として、「物体として存在しない概念的なもの」であること、「文脈によって意味が異なる」こと、「横文字、略語が多い」こと、などが挙げられると思います。
初心者が絶対は見たことがあるであろう、このサイトを参考に見ていきます。

Error 403 (Forbidden)|「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
403エラーページです。用語の意味を「ざっくりと」理解するためのIT用語辞典です。

実在しない

まず「物体として存在しない概念的なもの」ですが、スクリプト、モジュール、プロキシ、API、DNS、Cookie、マイグレーションなどなど。
例えば「パソコン」とか「マウス」とか物体として見て触れるものであれば良いかもしれませんが、これと言って形がない概念やデータみたいなものは中々頭に入ってきません。
おそらく実際にエンジニアとして働いている人でも、正確に説明出来るかといったらそうでは無いでしょう。
エンジニアとして働き始めた頃は、毎日の会話で出現するこういった宇宙語が意味不明過ぎて、エクセルに不明な言葉一覧を作成して消化していたのを思い出します。

ニュアンス

次に「文脈によって意味が異なる」使われ方をするものです。
新人1年目の終わり頃に教育担当の人にサーバーとは何かを質問したら大分呆れられたのですが、当時は本当にサーバーって何だよって感じでした。
クライアントに対してのサーバーという概念を言っていたり(クライアントサーバーシステム)、webサーバーとかDBサーバーとかPC内に入っているソフトウェア自体のことを言っていたり、データセンターとかにある馬鹿でかいサーバー専用のPCそのものを言っていたり、指し示しているものが変わります。
また、同じものを違う言葉で表現したり(SVNって言ったり、Subversionって言ったり)、違う内容を同じ言葉で表現したり(ダンプ取ってと言われて、一方ではテーブルの中身のデータをエクセルに貼り付けること、一方ではテーブルのSQLをエクスポートして.sqlのファイル形式にすること)だったりしたこともありました。
これはコミュニケーション下手なエンジニアの性格が更に助長している面もあると思います。

カタカナ、略語

最後に「横文字、略語が多い」です。
一番最初に挙げたスクリプトなどもそうですが、基本的にどれも英語圏で使用されている言葉をカタカナか略語にして輸入しているため、日本人には非常に分かりづらくなっています。(表意文字である漢字なら見て意味が分かったりしますが、表音文字が多いIT用語は基本的に調べないと分かりません。)

表意文字と表音文字の違い — J's International School
東京都港区で保育園をお探しでしたら、英語教育を行っているJ’sインターナショナルスクールをご利用下さい。ここでは表意文字と表音文字の違いについて、ご説明いたします。

例えば日本では幕末、明治時代に欧米の文化や概念、言葉を大量に取り入れました。
その際に、福沢諭吉などの知識層が、漢字を当てはめた造語を作成して(和製漢語)、日本でも流通しやすくしたという経緯があります。(科学、哲学、郵便、野球や自由、観念、福祉、革命など)
しかし、IT用語はどんどん新しいものが押し寄せてくるので、そのままの言葉で解釈する方が手っ取り早く、翻訳しようとする流れはあまりありません。
(英語を覚えるときに、cat→ネコ→猫という生き物 と翻訳するより、cat→猫という生き物 と直接想像出来ると覚えられるのと似ている気がする)
それに加えて、google翻訳やgoogle検索のおかげで言葉の壁が薄くなっていることも、漢字に翻訳されない理由だと思います。
また、プログラミング言語はどれも英語をベースに作成されており、日本人のMatzさんが作成したRubyも英語ベースで作成されています。
一部「なでしこ」のように、日本語でソースコードを書く言語もありますが、あまり実践的な言語では無いようです。

締めの言葉

そしてその分かりづらいIT用語はどうやったら覚えられるかといったら、ひたすら読んで書いて使って覚えるしかないと思います。

本日は以上です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました