#手取り15万円

雑記

私が2年半前に新卒でIT企業に入社した4月、手取りは15万円を割っていました。
税金等が天引きされてその額だった訳ですが、これなら派遣やアルバイトの方が良いじゃんと思ったのを覚えています。
その後、6月に本配属になると給与が上がり、残業が出来るようになると更に給与は上がりました。

手取り15万円がバズっていますが、おそらく日本全国で見ると、手取り15万円を割っている人は結構いるんじゃないかと思います。
一方でyoutuberのような新しい仕事をしている人が大金を掴んでいることも事実です。

私がSEとして仕事をしていた頃、中国やミャンマーといった国から日本に来て仕事をしている人たちと一緒に仕事をしました。
彼らは母国語だけでなく日本語も流暢の操り、エンジニアとしてのスキルも高く、おまけに他の日本人よりも安い報酬で仕事をしていました。
私たち日本人は、今まで日本の中だけビジネスをすることが多かったと思います。
それは島国であるということや、日本語という制約があるからこそ守られていたのです。
しかしIT化、グローバル化が進み、海外の人や企業と戦わなくてはいけなくなっています。

もし自分が従業員を雇う立場であれば、スキルさあれば海外の人を雇うかもしれません。
海外の人の方が安く使えるのであれば、なおさら仕事の出来ない日本人を雇い入れる理由なんてありません。
逆に自分が何か買い物をする立場でも、今までは商店街で買い物をしていたのが、スーパーやイオンで買い物をするようになり、いつの間にかamazonや楽天市場で買い物をするのと同じです。

もはや手取り15万円の人は、シャッター街になった商店街みたいなものかもしれません。

人には色んな背景があるのは重々承知しています。
私自身もバックグラウンドで思い悩んでいた頃もありました。
しかし、絶対正しいと言えることが1つあります。

それは、今の自分が不遇であることを親のせい、学校のせい、友人のせい、国のせい、誰かのせいにしても全く意味がないということです。
そして、誰かのせいにしている間は、絶対にその残念な境遇から脱することはありえません。
文句を言っている暇があるなら、少しでも勉強して、少しでも頑張って仕事を覚えて、豊かな生活を手に入れるしか無いのです。

以上、ニートによる説話でした。

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