Facebookの足跡機能

IT関連

一世を風靡したmixiは「今は昔」という感じがありますが、mixiの魅力といえばやはり「足跡機能」だったのではないでしょうか。(ちなみに(株)ミクシィはモンストなどのヒット作をその後も出している。)
好きな異性のページを見に行きたいが、見に行くと足跡が着いてしまうため、やきもきしたり、自分のページに好きな人が足跡を残してくれて喜んでみたり。一喜一憂していた覚えがあります。笑

個人的にはFacebookやツイッターの方が利用していますが、今流行っているSNSといえばインスタグラムでしょうか。(インスタも実質FBだけど)
IT業界に関わる人間としては、日本発のSNSやアプリがもっと出てほしい(出したい)と思うところです。
そして気付かされるのはどのSNSも足跡機能が無いことです。
例えば良いねを押したり、写真をキャプチャしたりすると通知はされますが、それは足跡ではありません。

しかしFacebookには足跡が存在するという噂があります。
通常の機能には無いものの、ソースコードを見ると書いてあるというのです。
その噂によると実際に確認するにはまず、Facebookの自分のページを開いた状態で右クリックを押します。
「ページのソースを表示」という選択肢があるので押します。
そうすると、ズラーっと書かれたソースコードが表示されます。
command + F で検索が出来るので、FriendsList と入れて検索してみます。
そうすると15桁の数字-2 が数十行書かれている部分が出てきます。
で、その15桁の数字が個々のアカウントの番号で、自分のページを見に来た人の履歴ということなんだそうです。

ちなみにURLの後ろに15桁の数字を入力するとその人が誰だか確認することが出来ます。
「https://www.facebook.com/1234567789012345」といった感じでURLを入力すると、その人のプロフィールに飛びます。

ちなみにこの方法を知ったのは何年も前なんですが、当時はこの情報を完全に信じてました。
しかし、webサイトの仕組みを最近勉強していて思うのは、ブラウザ上にそんなデータ(閲覧履歴)をわざわざ置いておくのかなってことです。
DBに普通そういうデータって入ってるもんじゃないかなって思うのです。
そこで思ったのは、これってサイドバーの連絡先一覧に表示される人のアカウントなんじゃないかなっていう。実際はどうなんでしょうか。
でソースコードを改めて見ると、FriendsListは ‘InitialChatFriendsList’ と正式には書かれていました。
チャット友だちリストってことはやはり連絡先一覧なのでは。
サイドバーの上部に表示されるのは親しい関係だとアルゴリズムが判断した人というのは何処かで読んだので、むしろ自分が閲覧した人の履歴に近いのでは?とさえ思う。笑

何年か越しに改めてFBのソースコードを覗いてみましたが、自分としては足跡機能ではないという結論に至りました。
昔の日本人は、自分の夢の中に出てくる異性は、「その異性が自分のことを好きだから夢に出てくる」と考えていたそうです。(めっちゃポジティブ)
しかし、実際には自分がその異性のことが好きだから、その人の夢を見ているわけでしょう。

Facebookの足跡機能は、現代人の夢物語でした。

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