市場から見る生き方

IT関連

例えばレバテックフリーランスで求人情報を探してみます。(正社員は含まれません)
まず何も条件を指定しないと7920件出てきます。
多いのか少ないのかあまりイメージがつきませんが、1つの案件につき求人が1人とは限らないと思うので、そう考えると結構な求人数があるようです。

次に契約形態は業務委託だけ(派遣を除く)に、場所を東京23区に絞ります。
これでも6218件あります。
何だかんだ仕事はたくさんあるようです。

次に言語で絞ります。
Java 1254件
C# 341件
PHP 940件
Ruby 418件(Rails 151件)
Python 323件
Swift 219件
JavaScript 970件
HTML 367件
CSS 367件

私もJavaの現場にいたことがありますが、SIerはやはりJavaが多いです。
一方でweb系はPHPが多いようです。
プログラミングスクールではRuby on Railsを推しているところも結構ある気がしますが(ツイッターでの観測範囲的に)、求人数はあまり多くないように見受けられます。
次にAIや機械学習で使用されるPythonですが、Java、PHPと比較するとまだ案件自体は多くないです。
ある程度大きい企業では先行投資としてPython案件を扱っているかもしれませんが、まだまだ収益化は難しいのかもしれません。
iOSアプリを作るならSwiftが多いと思います。正直アプリ案件には関わったことが無いので良くわからない。。
そして思ったより多かったのがJavaScriptの件数。どの案件でもそれなりの画面を作るにはJSが使用されているようです。

次に単価(月に支払われる報酬額)を80万以上で絞ってみます。(レバテックが10~20%毎月抜くので、客出し単価は100万くらい。)
Java 333件
C# 71
PHP 311件
Ruby 285件(Rails 110件)
Python 188件
Swift 163件
JavaScript 361件

となりました。
比率的には同じ感じ?ですかね。笑

どんなものを作りたいのか最初から決まっているならば言語の選択肢は決まってきますが、そうで無いならば市場に需要がある案件数と単価から決めても良いのかもしれません。
ちなみに私は某メーカーの独自FWを使用した案件に1年ほどいましたが、そういうキャリアを歩むと他のプロジェクトに入れない先細りエンジニアになります。
(ネット上に全く独自FWの情報が無いので、エンジニア歴2年目だとしてもそれなりに重宝されるというメリットはあったがオススメできない。)

IT業界に絞って話をしましたが、市場を先に見るのは就活においても大事かもしれません。
レバテックを見ると、経験2~3年で単価70~80万といった案件が結構あります。
他の業界でこれほど稼げる業界ってどれくらいあるのかなって思います。
別にお金が全てでは無いですが、自分が同じだけ頑張っても市場での潜在的な需要によって報酬は大きく変わってきます。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」ということかなと思います。

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