今、できること

未分類

私のような20代の人からすると、第二次世界大戦は歴史の授業で習った歴史上の話、もしくは大昔の話という感じがします。
一方で年配の方の中では、先の大戦を経験した人は結構いたりします。
私の祖父母も戦争を経験したことがあり、祖父母からは
「戦争は絶対にしちゃいけないよ」
と、私は教わって育ちました。
また、学校の授業の中でも戦争は良くないものだと教わりました。
その過ちを反省して今の日本があると学びました。

しかし世界中では戦争(紛争)がいたるところで発生しています。
そう考えると、世界には戦争をしたい人が結構いるんだなと気付かされます。
例えば軍需製品などを扱う企業などからすれば、戦争が起こって武器が売れた方が良いでしょう。
日本もまた第二次世界大戦から復興を成し遂げる上で、朝鮮戦争が起こったおかげで朝鮮特需が生まれ、その恩恵を受けました。
人の幸せと戦争は結びつかないように感じますが、戦争から利潤を享受している人は意外と存在しています。

また、「戦争してはいけない」と言いますが、どうやったら戦争を回避できるのか、というのは非常に難しい問題です。
日本には平和憲法があるから戦争は起こらないなんてことは一切なく、いつだって攻め込まれる可能性はあり、実際に領土・領海・領空の攻めぎあいは常に起こっています。
そう考えると明治維新以降、日本という国は軍事力無くして国を守れたことは無かったですし、現在はアメリカの軍事力の傘の中にいるから安全に生きていられるわけです。
韓国は最近、日米と距離を置こうとしているように見えますが、その結果北朝鮮から攻め込まれるということは、十二分に考えられます。(実際に連日のようにミサイル飛んでますし、まだ終戦はしていない)
人類は色んな技術を発明して文明を発達させてきましたが、残念ながら今のところ軍事力以外で平和を成し遂げることは出来ていないのです。(永世中立国を標榜するスイスは軍事力を保持していますし、WW2のときは独伊に攻め込まれた際には必死の抵抗をしました。)

8月6日は広島に原爆が落とされた日です。
日本人なら誰もが知るところでしょう。
私は小学生のときに「はだしのゲン」を図書館で読み、暫くトラウマを抱えた覚えがあります。笑アメリカ人は酷いことをするものだと、当時の私は思いました。マンガとはいえ、今読んでも心に刺さるものがあります。
一方で今や同盟国となったアメリカ人の中には、アメリカが原爆を落としたおかげで戦争を終わらせることが出来たと考える人は結構いるようです。
色んな価値観の人が世の中にいるのは当たり前で、戦争に勝った方、強い方が正しいという考え方があるのは当然でしょう。

実際に第二次世界大戦において、どの国においても残虐な行為はありました。
人を殺めるのが悪いことであれば、悪いことをしていない参戦国はありません。
しかし戦勝国は正義、敗戦国は悪という構図になり、日本の東条英機元首相らは戦争犯罪者として巣鴨プリズン(今の池袋サンシャインシティ)で処刑されました。近衛文麿元首相も戦犯になることは確実だったこともあり、服毒自殺しています。
敗戦国の代表らだけが悪者になり、その戦争の責任を命を以て負いました。

世の中には色んな考え方の人がいます。
戦争を否定する人もいれば、肯定する人もいます。
核兵器を否定する人もいれば、肯定する人もいます。
そして、おおよそ多くの人は、絶対に自分の考え方が正しいと思っているでしょう。
しかしそれは傲慢で、ときに正しい判断を誤る可能性があります。

話を広げ過ぎましたが、私に出来ることは大して多くありません。
世の中には色んな価値観の人がいることを認識し、自分の幸福度や利潤の最大化を図るだけ。
今で言えば、プログラミングの勉強やエンジニアとしての仕事を頑張るだけ。
ただそれだけ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました